初回の診察

耳鼻咽喉科の医師は、あなたやお子さまの難聴を治療するさまざまな選択肢を提示してくれます。診療の流れをご覧ください。

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このページの内容

  • 初回の診察で行うこと。
  • 難聴の診断方法。
  • 治療法の選択肢に関する情報。

診療の流れ

助言やサポートをしてくれる 耳鼻咽喉科の医師は重要です。医師は、補聴器または人工聴覚器があなたやお子さまのニーズに適しているかを判断する専門家です。 もっともふさわしい治療を受けることは日々の生活に大きく影響します。

初回の診療では、病歴や難聴の最近の症状、全般的な健康状態などを問診で明らかにすることで、耳鼻咽喉科の医師 は各患者さんのケースを詳細に把握します。

診断に必要な診察と検査を行ったり、その予定を決めたりします。 *診察の内容や検査の種類は、病院ごとに異なる場合があります

耳の診察

耳鼻咽喉科の医師はオトスコープを用いてあなたやお子さまの耳の中を詳しく見ます。この円錐形の器具は、耳の中の物理的な異常が見えやすいように、端にライトが付いています。

聴力検査

医師はさまざまな検査を行って、難聴の種類と程度を判断します。次のような検査があります。

純音検査(気導聴力検査)

気導聴力検査では、ヘッドホンまたはイヤホンでさまざまな高さと音色の音を聴き取ります。患者さんは音が聴こえた時に合図をします。乳幼児の場合は、楽しみながら検査できるように、ゲームのようになっている場合があります。

語音聴取検査

純音検査に似ていますが、音ではなく単語や文を使います。これにより、耳鼻咽喉科の医師 は、さまざまな音量の話しことばがどの程度聞こえて理解できるかを判断します。

骨導聴力検査

骨導受話器と呼ばれる振動子を耳の後ろの骨に当てて検査を行います。骨導受話器が振動によって骨から内耳へと音を送り、内耳の聴覚路における聴こえを測定します。

 

結果の受け取り

聴力検査の結果は通常オージオグラムに記録されます。これは難聴の程度を示すグラフです。医師が結果を説明します。


治療法の選択肢について相談する

どのような結果であっても、ほとんどの種類の難聴には複数の治療法があります。医師は助言を行い、ライフスタイルや年齢などの要素も考慮します。選択可能な治療法を紹介した後、医師は治療の次のステップの概要を説明します。

骨導による聴こえを試す

あなたやお子さまが伝音難聴または混合難聴と診断された場合は、骨固定型補聴器のお試し装用ができます。詳しくは医師にお尋ねください。

最寄りの医療従事者を見つける

免責事項

難聴の治療については、医療従事者にご相談ください。聴こえや結果は装用者によって異なりますので、医療従事者が装用結果に影響を及ぼす可能性のある要因についてアドバイスします。必ず使用説明書に従ってください。国によっては販売されていない製品があります。お近くのコクレアの担当者に連絡して製品情報を確認してください。

コクレアが取得している商標の全リストは、利用規約ページにてご覧ください。