Baha®サウンドプロセッサの高性能な音声処理技術
カフェ、オフィス、公園など、どこにいても聴き取りやすいように、Baha® 5サウンドプロセッサが音を自動的に調整します。
このページの内容
- 聴きたい音声を明瞭にする機能。
- SmartSound® iQが聴取環境に応じて聴こえを調整するしくみ。
- データログ技術が重要な理由。
騒がしい環境でも聞こえやすい
装用者さまは毎日様々な場所へ移動するので、サウンドプロセッサがそれぞれの環境に合わせて聴こえを自動的に調整しなければなりません。
Cochlear™ Baha® 5サウンドプロセッサには、環境に自動的に適応する先端技術が搭載されています。
Baha 5サウンドプロセッサには、以下の機能があります。
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17チャネルの音声解析
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シーン識別機能
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アクティブバランス指向性
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アクティブゲイン
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ノイズマネージャーとハウリング抑制
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データログ
優れた音質
Bahaシステムは不快なハウリングを抑制し、より鮮明な音を届けます。ハウリング抑制機能と他の骨導聴力活用型システムより音の歪みを軽減する振動子の組み合わせによって機能します。1
周囲の環境に自動的に適応するサウンドプロセッサ
SmartSound® iQテクノロジーは、自然な聴こえを再現するように設計されています。聴取環境に自動的に適応するので、手動で調節する必要がありません。
この機能は、
- 周囲の環境を分析して、静寂下、雑音、風など7種類のシーンの1つとして聴取環境を特定します。
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SmartSound iQテクノロジーによって、音が聴取環境に応じて自動的に調整されます。
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背景雑音を抑えて音声を聴き取りやすくするので、装用者さまが自信を持って会話に参加できます。2
データログは医療従事者に重要な情報を提供します。
多忙な生活の中では、装用者さまはご自分がサウンドプロセッサをどのように使用したか詳細を覚えておくのが大変な日もあります。
そのような場合に備えて、Baha 5サウンドプロセッサには、装用者さまの装用状況に関する情報を詳しく記録するデータログ機能が備わっています。
医療従事者はデータログから、システムがどのように機能しているかがわかります。この情報を基に、装用者さまの聴こえが常に最適化されるようにサウンドプロセッサを調整する方法を決定します。
装用者さまの保護者の方に安心をもたらす機能
データログ機能を使用すると、小児が常に最適な聴こえを得ているかどうか確認できます。
この情報から、医療従事者は小児がシステムをどのように使っているかを知ることができます。
例えば、一日のうちサウンドプロセッサの電源が入っていた時間、小児がその日に体験した様々な聴取環境、使用した音量レベルなどがわかります。
免責事項
この資料は医療従事者向けです。難聴の治療については、医療従事者にご相談ください。聴こえや結果は装用者によって異なりますので、医療従事者が装用結果に影響を及ぼす可能性のある要因についてアドバイスします。使用については必ず取扱説明書をお読みください。国によっては販売されていない製品があります。
コクレアが所有している商標の全リストは、利用規約ページでご覧ください。
参考文献
- Flynn MC. Smart and Small – innovative technologies behind the Cochlear Baha 5 Sound Processor. Cochlear Bone Anchored Solutions AB, 629761, 2015.
- Hedin A, Andersson J, Hoffman J, Björk T, Flynn M. Summary of the Cochlear(TM) Baha(r) 5 Clinical development test results. Cochlear Bone Anchored Solutions AB, 630206, 2015