人工聴覚器の検討(成人)

高性能な補聴器を使用していても聞こえづらさが解消されないなら、もっと毎日を充実させるための別の選択肢があるかもしれません。難聴を克服し、新しい聴こえを獲得した方たちの様子を見てみましょう。

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聴力を失うことは、加齢による避けられない現象のように思われがちですが、たとえ補聴器で効果が得られなくなっても、聴こえを改善する方法はあります。研究の結果から、難聴と孤独感やストレスの関係が示唆されています。1,2

そのため、ご自身に難聴の徴候が認められたら、できるだけ早く行動を起こすことが重要です。

難聴の徴候を無視していると、聴こえ以外にも影響が及ぶ可能性があります。難聴は、自信をもったコミュニケーション、対人関係、自己肯定感にも影響を及ぼします。

免責事項

難聴の治療については、医療従事者にご相談ください。聴こえや結果は装用者によって異なりますので、医療従事者が装用結果に影響を及ぼす可能性のある要因についてアドバイスします。必ず使用説明書に従ってください。国によっては販売されていない製品があります。お近くのコクレアの担当者に連絡して製品情報を確認してください。

コクレアが取得している商標の全リストは、利用規約ページにてご覧ください。

参考文献

  1. Contrera K, Sung Y, Betz J, Li L, Lin F. Change in loneliness after intervention with cochlear implants or hearing aids(人工内耳や補聴器装用後の孤独感の変化). The Laryngoscope. 2017;127(8):1885-1889.
  2. Rutherford B, Brewster K, Golub J, Kim A, Roose S. Sensation and Psychiatry: Linking Age-Related Hearing Loss to Late-Life Depression and Cognitive Decline(感覚機能と精神医学:加齢による難聴と高齢者の鬱病および認知機能低下との関連). American Journal of Psychiatry. 2018;175(3):215-224.