聴覚検査



新生児聴覚スクリーニング検査

多くの国で、新生児が産科病院を退院する前に、聴覚スクリーニング検査を実施しています。この検査は痛みを伴わず時間もかからないため、大抵は赤ちゃんが眠っている間に行われます。ごく早い段階で赤ちゃんの聴力に問題があることが分かれば、両親や病院の先生は、最良の治療計画を立てたり、赤ちゃんが話し言葉を学べるよう、早くから働きかけることができます。お子さまが新生児聴覚スクリーニング検査を受けていないのであれば、一度聴覚検査を受けることをお勧めします。

耳音響放射検査(OAE)

  • 検査装置に接続したイヤホン型の機器を、赤ちゃんの耳に装着します。
  • 検査装置から内耳(蝸牛)に検査音を送ります。
  • 検査音に対する内耳の反応を記録します。
  • その反応を正常な内耳での反応と比較します。

自動聴性脳幹反応検査(AABR)

  • 特殊な検査音が出るヘッドホンのようなイヤカプラを赤ちゃんの耳に装着します。
  • 聴神経の音への反応を検査装置で測定します。
  • その反応を健聴の赤ちゃんの反応と比較します。

聴覚スクリーニング検査で要再検査となっても、必ずしも聴覚に問題があるとは限りません。聴覚スクリーニング検査でお子さまが要再検査になった場合は、小児難聴専門の先生のもとで精密検査を受けてください。



精密聴力検査

精密聴力検査では以下の検査が行われます。

検査名 乳幼児の年齢 検査内容
聴性脳幹反応検査 生後6ヶ月
以下
自動聴性脳幹反応検査(AABR)と
同様の方法を用いますが、より詳
細な結果を得ることができます。
視覚強化式聴覚検査(VRA) 生後6ヶ月から
2歳
イヤホンやスピーカーから検査音が
聞こえたら、音の方を振り向くように
教えます。振り向くと音がしている
間だけおもちゃやランプなど、子ども
の喜ぶものが見えます。
遊戯聴力検査(CPA) 2歳から4歳 検査音が聞こえたら、手に持った
積み木を置くなど、課題を行うように
教えます。これは、音が聞こえたら
手を上げたりボタンを押して反応す
る、成人の聴覚検査と同様の方法
です。
ティンパノメトリー検査 全年齢 外耳の気圧を変化させて、鼓膜の
動きを調べる検査です。中耳に水が
たまる滲出性(しんしゅつせい)中耳
炎など、中耳の疾患を発見できます。
 

"龍之介の言語発達や聴こえの変化に感動する毎日です。"

龍之介君の両親
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