人工内耳の両側装用: あなたのご質問にお答えします。

なぜ人工内耳の両側装用が必要なのですか?

両側に人工内耳を沿うようすることにより、教室や会議室、レストランなどの騒がしい環境下での聴き取りが向上する可能性があります。

その他にも、音の方向感であったり、雑音下での聴き取りの向上などの恩恵をもたらします。 装用者の中には、クオリティ・オブ・ライフ(生活の質)が向上したと報告される方もいらっしゃいます。

人工内耳の両側装用は、ほとんどすべての装用者および、これから装用される方々に多大な恩恵をもたらします。しかし、両側装用以外の選択肢についても検討することが必要な場合もあります。 まずは、病院の先生とご相談いただき、ご自身またはお子さまにとって、両側装用が正しい選択であるかどうかをご確認ください。

将来の技術の進歩を待つべきでしょうか?
人工内耳の技術は、過去25年間に著しい発展を遂げ、今後も多くの発見および進歩が期待されています。 コクレアは、今後もより良い聴こえの実現を目指し、さらに革新的な聴覚ソリューションの開発に努めます。

人工内耳の技術は今後も進歩を続けていくものと思われます。しかし、多くの人工内耳装用者にとっては、こうした新技術が安全に使用できるようになるまで待ち続けるよりも、今、享受できる両側装用の恩恵を、いち早く手に入れることが望ましいと考えられます。 特にお子さまの場合、もう一方への人工内耳の装用を遅らせることは、聴覚の臨界期に重要な音の学習機会を取り上げてしまうことになりかねません。

コクレアは、生涯を通じて、装用者の方々へサポートを提供いたします。例えば、人工内耳手術を今日お受けになられた方にも、将来多くの最新機能を提供していきます。 こうして、装用者の方々の聴こえが、生涯に渡って向上していくことをサポートします。

装用開始後、どのくらいで両耳聴の効果が現れますか?
装用者によっては、もう一方への人工内耳を装用後直ぐに聴こえが向上したと感じる方もいますが、 一方で、両耳聴の効果が徐々に現れる方もいます。 効果が現れる時期とその程度は、装用者一人ひとりで異なり、難聴期間や最初の人工内耳または補聴器の装用期間など、さまざまな要因により左右される場合があります。

人工内耳の手術は、両側に同時に受けるべきでしょうか?
両側装用者の中には、一度の手術で同時に両側に人工内耳を埋め込む方もいますし、 最初は片側だけに埋め込み、後ほどもう一度手術を受けてもう一方に埋め込む方もいます。 どちらが適切であるかは、装用者一人ひとりのさまざまな事情により異なります。ご自分にどちらが適切であるかは、病院の先生とご相談ください。

1 Litovsky, RY. コクレアホワイトペーパー: "Binaural Hearing."

2 Litovsky, RY. コクレアホワイトペーパー: "Potential Advantages from Bilateral Cochlear Implants."